第28回東北マスターズ岩手大会

今回の大会は初めて一関で行いましたが、その関係で大会の運営に当たっては会場や宿泊所の確保など白澤剛一副会長始め一関の会員の方に大変ご尽力頂きました。また、多くのロング役員や会員の方も2日間に亘り運営に協力して頂き、大会を成功させることが出来ました。大会参加者は岩手県からは46名(男子32名、女子14名)が参加し、全体では180名(男子102名、女子78名)で前回の青森大会108名やその前の秋田大会150名よりも多くの参加を得ることが出来ました。

主催 東北マスターズテニス大会推進協議会

主管 岩手県ロングテニスクラブ

期日 平成30年10月3日(水)~4日(木)

会場 一関市運動公園テニスコート

入賞者

   今回の大会は参加人数の少ない年代の参加者はリーグ戦により入賞者が確定しましたが、参加人数の多い年代参加者は人数に応じて組み分けしてリーグ戦を実施し、次いで各組上位者による順位決定戦を行いました。

   その結果120歳以上は8組参加でしたが木村正明・千葉良二組が見事優勝しました。130歳以上は24組参加の激戦区でしたが鈴木孝明・神 初見組が2位入賞を果たしました。また、女子ゴールドでは佐々木光子・高橋秋美組が2位に入賞しました。

各組の上位者

   入賞とはなりませんでしたが、各組で上位に入られた方を以下に紹介します。

   男子では、140歳以上B組で竹崎悦夫・齊藤民明ペアが3位、150歳以上A組で小笠原征孝・岩上敏次ペアが2位、150歳以上B組で松田紀代志・植野聖治ペアが3位と健闘しました。

    女子では130歳以上C組で鈴木三枝子・佐々木とく子ペアが2位、130歳以上A組で大田育子・高野多鶴子ペアが2位、女子140歳以上・ゴールドA組で高橋英子・金野弘子ペアが2位、同じくB組で高橋ヨシ子・鈴木京子ペアが3位でした。


 

28回東北マスターズテニス大会in岩手 を終えて

  白澤剛一(ロングテニスクラブ副会長、一関地区)

 

 毎年東北6県持ち回りで開催している標記大会は、今年で28回目を迎えた。

 平成30年度は岩手県が担当県で、従来盛岡で行っていたが、一関市のコートが16面に拡充し、東北大会レベルの競技開催が可能になったこともあり、今年初めて一関市で開催する事になった。

1.期 日 平成30103()4()

2.会 場 一関市運動公園テニスコート 

3.参 加 選手180名、役員23(内選手兼務10)

過去に、一関で交流会などを開催した時には、降雨状態でのゲーム遂行や強雨での中止など、皆さんに大変ご迷惑をかけた経緯があった。

その為今回も皆さんから大変心配されたが、幸いにも、台風24号と25号の狭間で、二日間とも秋晴れの好天に恵まれ、選手も良好なコンディションの下、熱戦を繰り広げ、好プレイが続出し、怪我人もなく無事に終えることが出来た。

    夜の懇親会も2時間と短い時間であったが、各テーブルは各県・男女混在の為、本

 来の目的である交流が図られたと思っている。

また今大会の推進に関し、役員はじめ関係者がそれぞれの立場で、協力し合えたの

は、今後の為にも大きな収穫であったと感じている。

 

  一方今回、従来の開催内容と大きく異なるのは、メディアへの露出度を上げる為、宮城県を含む、県内の新聞、テレビ、ラジオ等各局の名義後援を得たことに加え、一関市で開催する関係から、一関市役所はもとより、体育協会、観光協会、商工会議所およびテニス協会等から全面協力を得たことである。

  ロングテニスも設立後26年となり、会員数も220名の大所帯となり、事業内容も

東北マスターズ大会および北東北大会への参加と運営、また全県交流会の開催、各地区交流会への支援、初心者講習会実施および会報発行等多岐にわたっており、しかもそれらの事業をネットで外部に発信している。

これらの事業推進は、客観的に見た場合、高齢化社会にあって、テニスを通じて高齢者の身心の健全化に大きく寄与していると考えている。

ただ、現状の当クラブの運営は、どちらかと云えば、同好の士がある枠の中でテニスを楽しむことを主眼とした、所謂同好会的発想に基づくものである様に思われる。

しかし、前述の事業実施等を勘案し、その社会的影響力を考えた場合、それらを単にネット配信するばかりではなく、更に諸々の手段で外部に発信すべきであると考える。

そうする事で、組織としての社会的認知度は更に向上し、加えて運営従事者のモチべーションも上がるように思われる。

 これらの認識に基づき、当クラブも従来の個人企業的発想から、更に一段と組織体を意識した運営に、軸足をしっかり置く時期ではなかろうか。

これらの事が、今回の大会に何がしか関わった者としての実感である。

 

 


☆試合参加者からのコメント

嬉しい嬉しい優勝

  野月とし子、入谷洋子(青森県130歳台優勝ペア)

 二日間、快晴の中実施された、大28回東北ベテランテニス大会(一関)、私達は22ペアという一番参加の多い130歳台に参加しました。

 7、7、8に分かれてのリーグ戦、1日目4試合、2日目2試合、更に各リーグ1位同士による順位決定トーナメントが行われました。

 私達はリーグ全勝で決勝トーナメントに進みました。決勝トーナメントは、青森2ペアと福島ペアの3ペアで行われ、決勝は福島ペアと対戦、4対3でかろうじて勝利。私達は優勝することができました。

 接戦の試合でしたので、優勝できた事は私達ペアにとって、とてもとても嬉しい2日間の大会でした。

 決勝トーナメントについて、時間制限ではなく6ゲーム先取にしてほしかったという意見も聞きました。次回の参考にしていただけたらと思います。

 今回、岩手県ロングテニスクラブの皆様や運営に携わってくださった方々に感謝とお礼申し上げます。

 一年後の福島大会での皆さんとの再会楽しみにしております。